ヘルシーレター 2023年10月
ヘルシー歳時記・10月
●心地よい時だから終活開始。
9月に入っても記録的な暑さが続き、秋はどこに?そんな毎日が続いていました。それでも自然は季節とともにちゃんと移り変わりを見せています。ただその変化が短くて極端。静かに落ち着いて、自然に親しむとは言い難い毎日です。
冬に感染拡大が懸念されるインフルエンザが今年は9月中旬ごろから流行っています。通年であれば11月ごろ、寒くなってから流行ります。ワクチンもそのころから接種開始なのに、今年は常識外れの状況です。コロナも「エリス」や「ピロラ」など新変異株が発見され、次へのステージに向かっています。
かつては夕方の報道で毎日、コロナ感染者数と病棟状況が放送されていましたが、感染法5種に移行してからは、あたかも沈静化したようにニュースに登場する機会も薄れ、人々はコロナを恐れなくなっています。現在感染者数は確実に増えています。
ワクチンを3回接種した知人が先日コロナに感染しました。彼女、どうも熱っぽくて体がだるい…その日は日曜日だったので、もしかしたらと救急外来を受診。発熱外来に通され、非常にシステマティックに検査、診察が行われ、コロナと診断。即、薬が処方されました。もちろん無料ではなく5000円ほど支払ったそうです。その後1週間、おとなしく自宅待機。熱と咳に悩まされたようですが薬を服用し3日ほどで回復、あとは自然治癒。かつてのように重症に至ることはないようです。ただし、子どもの場合は肺炎を併発するらしく注意が必要です。
ウイルスが弱くなったのか、ヒトが強くなったのか、3年間手洗い、うがい、マスク着用を実行し恐れていたのは何だったのでしょう。
かつては夕方の報道で毎日、コロナ感染者数と病棟状況が放送されていましたが、感染法5種に移行してからは、あたかも沈静化したようにニュースに登場する機会も薄れ、人々はコロナを恐れなくなっています。現在感染者数は確実に増えています。
ワクチンを3回接種した知人が先日コロナに感染しました。彼女、どうも熱っぽくて体がだるい…その日は日曜日だったので、もしかしたらと救急外来を受診。発熱外来に通され、非常にシステマティックに検査、診察が行われ、コロナと診断。即、薬が処方されました。もちろん無料ではなく5000円ほど支払ったそうです。その後1週間、おとなしく自宅待機。熱と咳に悩まされたようですが薬を服用し3日ほどで回復、あとは自然治癒。かつてのように重症に至ることはないようです。ただし、子どもの場合は肺炎を併発するらしく注意が必要です。
ウイルスが弱くなったのか、ヒトが強くなったのか、3年間手洗い、うがい、マスク着用を実行し恐れていたのは何だったのでしょう。
時間とともに情報も変化していきます。確かなことはひとつ、自分の体は自分で守る!
「睡眠、食事、運動」です。
年をとれば眠りも浅く、なかなか寝付けず、寝てもすぐに目が覚め、睡眠時間は十分なのに寝た気がしないなどの状態が起こります。睡眠障害は臆せず受診を。まずはかかりつけ医に相談。あるいは内科系の医師に。その後は必要に応じてナビゲートしてくれるでしょう。
加齢とともに食も細くなり、量が取れず、空腹感が少なく、食事に興味が少なくなります。一人暮らしなら弁当の宅配もいいでしょう。一日一食栄養バランスの取れた食事を口にすることは大切です。サプリメントも上手に使いましょう。食欲がない時は高機能ドリンクなど少量で高カロリーの栄養剤で体をサポートしてあげましょう。
運動は面倒です。でも、行えば仲間が増えます。人と人のつながりには笑いが生まれます。免疫力がアップします。少しずつ、無理のない程度に体を動かしましょう。
「睡眠、食事、運動」です。
年をとれば眠りも浅く、なかなか寝付けず、寝てもすぐに目が覚め、睡眠時間は十分なのに寝た気がしないなどの状態が起こります。睡眠障害は臆せず受診を。まずはかかりつけ医に相談。あるいは内科系の医師に。その後は必要に応じてナビゲートしてくれるでしょう。
加齢とともに食も細くなり、量が取れず、空腹感が少なく、食事に興味が少なくなります。一人暮らしなら弁当の宅配もいいでしょう。一日一食栄養バランスの取れた食事を口にすることは大切です。サプリメントも上手に使いましょう。食欲がない時は高機能ドリンクなど少量で高カロリーの栄養剤で体をサポートしてあげましょう。
運動は面倒です。でも、行えば仲間が増えます。人と人のつながりには笑いが生まれます。免疫力がアップします。少しずつ、無理のない程度に体を動かしましょう。
本格的な寒さになる前に終活を進めています。まずはパソコン、ファイルの整理消去、クローゼット、押し入れ、物置。片づけ始めると物が広がり、さらに手に負えなくなります。いつになったらすっきりするのでしょう?こうしていることが脳の活性化につながるのかな?
メディカルアドバイザー 松村富代
おいしいレシピ・10月
●舞茸とキムチで菌活&肌美活。
ヘルシーレター6月号で「菌活」と「水キムチ」のお話をしましたが、暑い時期やりんごが安く並ぶ冬までの間は作りづらいので、私がよく食べているもう一つの菌活レシピをご紹介します。秋の旬食材である舞茸と市販の白菜キムチを使った簡単でアレンジが効く一品です。
舞茸が秋の旬食材と言っても、原木栽培や天然物を口にできることはほとんどなく、菌床栽培の舞茸は年中安定して店頭に並んでいますから、こちらはいつでも作って発酵を待たずに食べられます。また、市販の白菜キムチは塩分強めですが、舞茸を入れて食べると程よくなり、あえものとして食べ応えも出ます。おつまみだけでなく、納豆と一緒にごはんに乗せれば菌活最強メニューです。
キムチの乳酸菌やキノコの菌類を腸内に取り入れる菌活には欠かせない2種の食物繊維が豊富な舞茸ですが、美容効果が高い栄養も豊富だそうです。肌や粘膜などを健やかに保つためのビタミンB2、肌の潤いを保つトレハロース、肌の代謝をサポートしてくれるナイアシンの他、シミの原因とされるメラニンの活性化を抑えるチロシナーゼ阻害物質などが含まれる美肌のためのキノコです。日差しの強い夏で疲れた肌のためにも積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。
<舞茸の白菜キムチ和え>
材料
市販の白菜キムチ300g、舞茸1パック(100g)、ごま油小さじ1/2、酒小さじ1
お好みで焼き海苔(または味付け海苔)、または刻んだニラ等適量
作り方
材料
市販の白菜キムチ300g、舞茸1パック(100g)、ごま油小さじ1/2、酒小さじ1
お好みで焼き海苔(または味付け海苔)、または刻んだニラ等適量
作り方
- 舞茸をほぐし、小さめのフライパンにごま油、酒と一緒に入れて水分を飛ばしながら炒める。
- 炒めた舞茸をキムチに加えて混ぜ、20分程置いて味をなじませたら食べられる。
※ お好みで炒める際にニラを入れたり、食べる直前に焼き海苔をちぎって加えてもおいしいです。
※ 舞茸は炒めた方が香りがよくおいしいですが、ごま油を使わずレンジ加熱でも調理できます。酒小さじ1をまぶして耐熱皿に入れてフワリとラップし、600wで2分加熱したものをキムチと混ぜてください。豚肉や厚揚げと合わせて炒めるなどメイン料理にもご活用ください。
フードコーディネイター 青木幹根子
Healthy Letter from Tomiyo & Mineko Vol.234 October 2023