ヘルシーレター 2021年12月
ヘルシー歳時記・１２月
●コロナに始まりコロナに終わる！
2021年を振り返る時期になりました。残りの1カ月、何が起こるか不安もありますが、とりあえず2021年1月から11月までを思い出してみましょう。
- 新型コロナウイルス感染パンデミック
- 緊急事態宣言&蔓延防止措置発令
- ワクチン2回接種さらに3回ブースター接種スタート
- 東京オリンピック・パラリンピック開催
- 菅首相辞任・岸田総理誕生
- 衆院選
- エンジェルスの大谷翔平選手、満票でMVP
コロナ禍の中、紆余曲折、東京オリパラが開催されましたが、あれはいったい何だったのか…不思議なほど記憶が薄くなっています。立派な建物が残り、その維持費に何億という税金がこれから投与され続けます。新型コロナは学者も政治家も誰も明確な回答を出さないのに、驚くほど静かになりました。でもこれは日本だけのようで世界的に感染者は増え続けています。ワクチンの効果が切れる前に次のワクチンを接種。これはいつまで続くのでしょう。そして私たちの体は耐えられるのでしょうか。それにしても日本人は律儀です。マスク着用の徹底に加えて、出遅れたはずのワクチン接種が今では先進国の中で高接種率を誇るほどになりました。そして今、オミクロン株という変異ウイルスが発見されました。ようやく緩和されつつあった外国人の入国が11月30日午前0時からすべての国から新規の入国が原則停止になりました。
コロナ禍のせいか、人々の心がざわついているのが気になります。自殺者も増加傾向、「駅・列車襲撃事件」も多発しました。 山梨の山荘と東京のマンション、2つの住まいを行き来する生活が20年続いています。山梨は風光明媚な土地です。新型コロナの感染に関しても県独自のグリーン規制を早くから実践し、感染者をできる限り抑えてきました。マスク着用、ソーシャルディスタンス、手指消毒の徹底、飲食店では利用者に電話番号などの提示が求められていました。いま、日本全国で規制が解除され、ワクチンパスポートなど様変わりを見せていますが、これからもコロナとの戦いは続くでしょう。
写真は軽井沢の駅構内のクリスマスデコレーション、そして山荘のリビングです。寒さ、冷たさは半端ないのですが、凛とした空気、怏々とした甲斐駒、エレガンスな八ヶ岳、山の営みは変わることなく癒しを与えてくれます。来年こそ、心から笑える日々でありますように。皆様の幸せを祈っています。来年も引き続きよろしくお願いします。
写真は軽井沢の駅構内のクリスマスデコレーション、そして山荘のリビングです。寒さ、冷たさは半端ないのですが、凛とした空気、怏々とした甲斐駒、エレガンスな八ヶ岳、山の営みは変わることなく癒しを与えてくれます。来年こそ、心から笑える日々でありますように。皆様の幸せを祈っています。来年も引き続きよろしくお願いします。
メディカルアドバイザー 松村富代
おいしいレシピ・１２月
●旬大根でみぞれ鍋。
寒さが厳しくなってくる12月くらいから、大根は引き締まって甘みが増し、水分たっぷりでおいしくなります。張りと重みがあり、ひげ根の少ないものを選びましょう。新鮮な葉つき大根を見つけるとお得な気分。葉は栄養を吸い取ってしまうので切り取り、少量の水を入れたポリ袋に入れて冷蔵保存すると良いでしょう。
私はこの季節の大根をたっぷりおろして入れる「みぞれ鍋」が大好きでよく作ります。火が入った大根がみぞれ雪のように見えることから「雪見鍋」、「みぞれ鍋」と風流な名前で呼ばれています。合わせる具は豚肉だったり、鮭、タラなどのお魚だったり。お豆腐と油揚げに水菜だけでもポン酢でいただくと美味しいです。
大根にはでんぷんを分解する消化酵素（アミラーゼなど）が含まれており、食べ物の消化を促進し、胃もたれや胸やけを防いでくれます。このみぞれ鍋を作る際には、二人用でも半分くらいの大根を使いますが、食べた翌日は胃も腸もとてもスッキリします。食べ過ぎになりがちな年末年始にもピッタリ。この冬お試しになってください。
＜豚肉のみぞれ鍋＞ （2人分）
材料
豚バラ薄切り肉200g、豆腐1/2丁、大根1/2本、水菜やしめじなど適量、ポン酢醤油適量
（煮汁）濃いめのだし汁2cup、酒大さじ3、みりん大さじ1、うす口醤油小さじ2、塩小さじ1/3〜1/2、
作り方
豆腐は水切りし、豚肉と野菜も食べやすく切る。大根をすりおろし、軽く水分を絞る。出た水分（1/2〜1cup）と煮汁の材料を合わせて鍋に入れて火にかけ、沸騰したら豚肉を入れてアクをとる。豆腐や水菜を加えて煮て、最後に大根おろしを入れてさっと火を通す。ポン酢醤油をかけていただく。柚子こしょうや七味唐辛子も合う。
私はこの季節の大根をたっぷりおろして入れる「みぞれ鍋」が大好きでよく作ります。火が入った大根がみぞれ雪のように見えることから「雪見鍋」、「みぞれ鍋」と風流な名前で呼ばれています。合わせる具は豚肉だったり、鮭、タラなどのお魚だったり。お豆腐と油揚げに水菜だけでもポン酢でいただくと美味しいです。
大根にはでんぷんを分解する消化酵素（アミラーゼなど）が含まれており、食べ物の消化を促進し、胃もたれや胸やけを防いでくれます。このみぞれ鍋を作る際には、二人用でも半分くらいの大根を使いますが、食べた翌日は胃も腸もとてもスッキリします。食べ過ぎになりがちな年末年始にもピッタリ。この冬お試しになってください。
＜豚肉のみぞれ鍋＞ （2人分）
材料
豚バラ薄切り肉200g、豆腐1/2丁、大根1/2本、水菜やしめじなど適量、ポン酢醤油適量
（煮汁）濃いめのだし汁2cup、酒大さじ3、みりん大さじ1、うす口醤油小さじ2、塩小さじ1/3〜1/2、
作り方
豆腐は水切りし、豚肉と野菜も食べやすく切る。大根をすりおろし、軽く水分を絞る。出た水分（1/2〜1cup）と煮汁の材料を合わせて鍋に入れて火にかけ、沸騰したら豚肉を入れてアクをとる。豆腐や水菜を加えて煮て、最後に大根おろしを入れてさっと火を通す。ポン酢醤油をかけていただく。柚子こしょうや七味唐辛子も合う。
フードコーディネイター 青木幹根子
Healthy Letter from Tomiyo & Mineko Vol.212 December 2021