ヘルシーレター 2021年7月
ヘルシー歳時記・7月
●ついにオリンピックが始まる?
7月のカレンダーには注意しなくては…。紆余曲折、東京オリンピックが開催されます。本来19日の海の日が、開会式の22日、23日に移動して連休となります。無観客か、有観客か、6月30日現在、上限1万人の有観客で進められています。
新型コロナワクチン接種は職場や大学などで進められていたものの、供給量に不安が生じたために一時休止に。なんて無計画なことでしょう。政府が言う「安心・安全」とは裏腹に、すべてのことに「不安・危険」を感じます。
私も先月第1回目のファイザー社製のワクチンを近所の耳鼻科で個別接種しました。比較的スムーズに予約接種が完了。第2回目は七夕の日。接種当日は体調に変化なし。翌日、接種した腕の筋肉痛と全身の倦怠感がありましたが、通常の体調に戻っていました。免疫ができるまでの5週間余り、8月までは今の生活を続けていきます。
今年は自宅のテレビで静かにオリンピックを観戦することになりそうです。これから感染者が増えれば、無観客もあり得るとのこと。まだまだ先の見えない2021年の夏です。
新型コロナワクチン接種は職場や大学などで進められていたものの、供給量に不安が生じたために一時休止に。なんて無計画なことでしょう。政府が言う「安心・安全」とは裏腹に、すべてのことに「不安・危険」を感じます。
私も先月第1回目のファイザー社製のワクチンを近所の耳鼻科で個別接種しました。比較的スムーズに予約接種が完了。第2回目は七夕の日。接種当日は体調に変化なし。翌日、接種した腕の筋肉痛と全身の倦怠感がありましたが、通常の体調に戻っていました。免疫ができるまでの5週間余り、8月までは今の生活を続けていきます。
今年は自宅のテレビで静かにオリンピックを観戦することになりそうです。これから感染者が増えれば、無観客もあり得るとのこと。まだまだ先の見えない2021年の夏です。
●脱水症と熱中症にご注意。
コロナの感染に合わせて、この時期、汗対策と脱水症対策が欠かせません。梅雨が明ければギラギラ太陽の季節。バセドー病などのホルモン異常や更年期障害による多汗、脳の病気など病的に汗が非常に多い場合もありますが、健康な状態での汗対策について考えてみましょう。
炎天下で運動をすると、大人で1時間当たり1~2リットルの汗をかきます。汗は皮膚の表面を湿らせ、蒸発するときに熱を奪い、体温を下げる働きがあります。
汗が出る汗腺は、全身で200万~500万。日本人の成人の平均は230万。汗腺は汗っかきの人に多いというわけではなく、赤ちゃんも大人も同じ。その違いは、汗腺の活動状態によります。生後2年間の生活環境で活動型の汗腺の数が決まるそうです。
・首筋あたりをおしぼりで冷やす(アルコール入りウェットティッシュでもOK)。
・水分制限は逆効果。利尿作用のあるすいか、なす、きゅうり、トマトなどでカリウム摂取を!
・熱いシャワーの後には、冷たいシャワーで冷水浴。
・緊張したり、急いだり、精神的なストレスでも汗は出ます。
ゆとりを持った行動を! 脱水症とは、体にとって不可欠な体液が不足した状態を言います。体から水分が失われるだけではなく、電解質も同時に失われた状態のことです。
熱中症も脱水症状も1番の予防法は水分をよく摂り、体に無理な負担を掛けないことです。特に日差しの強い日は、普段より意識して水を飲んで、屋外での活動は無理のない範囲内に留めることが大切です。食事による水分摂取が約1リットル、代謝水による水分摂取が0.3リットルくらい。つまり、実際に飲料から摂取する水分量は1~1.5リットルといったところ。一回にコップ1杯くらいを、起床時、食事、通勤時、入浴後、就寝前など、一度に大量に補給するのではなく、こまめに摂るのが大事ということです。
炎天下で運動をすると、大人で1時間当たり1~2リットルの汗をかきます。汗は皮膚の表面を湿らせ、蒸発するときに熱を奪い、体温を下げる働きがあります。
汗が出る汗腺は、全身で200万~500万。日本人の成人の平均は230万。汗腺は汗っかきの人に多いというわけではなく、赤ちゃんも大人も同じ。その違いは、汗腺の活動状態によります。生後2年間の生活環境で活動型の汗腺の数が決まるそうです。
・首筋あたりをおしぼりで冷やす(アルコール入りウェットティッシュでもOK)。
・水分制限は逆効果。利尿作用のあるすいか、なす、きゅうり、トマトなどでカリウム摂取を!
・熱いシャワーの後には、冷たいシャワーで冷水浴。
・緊張したり、急いだり、精神的なストレスでも汗は出ます。
ゆとりを持った行動を! 脱水症とは、体にとって不可欠な体液が不足した状態を言います。体から水分が失われるだけではなく、電解質も同時に失われた状態のことです。
熱中症も脱水症状も1番の予防法は水分をよく摂り、体に無理な負担を掛けないことです。特に日差しの強い日は、普段より意識して水を飲んで、屋外での活動は無理のない範囲内に留めることが大切です。食事による水分摂取が約1リットル、代謝水による水分摂取が0.3リットルくらい。つまり、実際に飲料から摂取する水分量は1~1.5リットルといったところ。一回にコップ1杯くらいを、起床時、食事、通勤時、入浴後、就寝前など、一度に大量に補給するのではなく、こまめに摂るのが大事ということです。
メディカルアドバイザー 松村富代
おいしいレシピ・7月
●季節の定番、夏野菜のふりかけ。
夏はこれに始まりこれに終わるというくらい、いつも作っているものがあります。夏野菜のふりかけです。もともとは山形県の郷土料理で「だし」と呼ばれるものや、長野県の郷土料理で「やたら」と呼ばれるもので、どちらも刻んだなすときゅうりをメインに薬味野菜を加えますが、「だし」の方は、粘りの強いがごめ昆布を入れてトロッとした食感にさせたり、「やたら」は味噌漬け大根や奈良漬けを刻み入れたりするのが特徴的です。
近所のお店でがごめ昆布も味噌漬け大根も入手できなかったので、我が家の夏野菜のふりかけは、入手しやすい削りがつおを加えて作ります。冷蔵庫で3日程保存が可能。暑くて食欲のない時でも、ごはんにのせるとなぜか食べてしまいます。納豆に加えても良いですし、昼はそうめんの薬味としてザクザクツルツル。夜は冷奴にのせておつまみに。青とうがらしで少し辛味を効かせていますが、なくても大丈夫です。暑い夏にお試しください。
<夏野菜のふりかけ>
材料
なす2本、きゅうり2本、ピーマン1個(またはししとう3本)、みょうが2個、大葉6〜7枚、好みで青とうがらし1本(またはゆずこしょう少々)、削りがつお適量、塩小さじ1/2、醤油適量
作り方
- なすときゅうりとピーマンは5〜6mm角に刻み、3分水に浸す。水気をよくきってボウルに入れ、塩を加えて混ぜ、10分程おく。
- 青とうがらしは種をとり、みょうがや大葉とともにみじん切りにする。
- 1のボウルに出た水分を捨て、2と醤油と削りがつおを(ゆずこしょうの場合はここで)加えて混ぜ、冷蔵庫で冷やす。
フードコーディネイター 青木幹根子
Healthy Letter from Tomiyo & Mineko Vol.207 July 2021