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■企業情報
株式会社べーじゅ
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ヘルシーレター 2021年1月

ヘルシー歳時記・1月

●負けない、生きる、信じる。

2021年の幕開けです。新型コロナウイルスとの戦いが続いています。追い打ちをかけるように変異したコロナウイルスの市中感染がじわじわと広がっています。医療の崩壊はすでに始まっています。策はないのでしょうか。不安と恐怖が混在しています。それでも明日はやってきます。明日は今日より、いい日でありますように。医療関係の皆様が少しでも笑顔を取り戻せますように。ただただ祈るばかりです。そして今、自分にできることは何か、手洗い、マスク、3蜜防止を実践するだけです。

こんな時代だから、「笑い」が必要なのかもしれません。ストレスの種はつきませんが、実際多くの人が「笑う」ことで、ストレスの軽減を実感しています。「笑い」の医学的な効果についても、90年以降いくつかの実験結果が報告されています。がん患者に漫才や漫談を見せたところ、がん細胞を退治するナチュラルキラー細胞が活性化されたという報告もあります。笑いは人間の潜在能力。誰でも笑っていられる間は不安を忘れ、笑った後には爽快感を覚えるとの報告もあります。

新型コロナウイルスに対峙するワクチンが話題になっています。全世界的に接種が始まっています。その副反応はいろいろあるようで、すべての人に接種されるまでにはまだ時間が必要です。今年は東京オリンピックの年、なぜか虚無感さえ覚えます。

残された自己防衛力は、「笑い」と免疫力。免疫力は規則正しい生活から生まれます。ご飯をきちんと食べましょう。しっかり寝ましょう。こんな簡単なことさえもできにくくなっていますが、ともかく「うつらない、うつさない」、自分と大切な人を守ること、それしかありません。

喜怒哀楽という言葉があります。喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり‥‥‥そうした表情が人を豊かな人間に育てると思います。マスクをした顔では表情がつかみにくい、それが現実でも、コロナ禍に育った昨今の子どもたちに希望を持たせてあげられる社会であって欲しいと願わずにはいられません。

さて、ヘルシーレターは2021年から201回を迎えました。今月から模様替え、「おいしいレシピ」も仲間入り。ちょっと季節を感じて、箸休め、食を大切にしていただけたら幸いです。

メディカルアドバイザー 松村富代

2021イヤーズプレート
松飾り

おいしいレシピ・1月

●ハレの日の祝い膳。

あけましておめでとうございます。今月から、季節の食に関するおたよりをお届けさせていただくことになりました、フードコーディネーターの青木幹根子(あおきみねこ)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

特別なコロナ禍でのお正月、皆様いかがお過ごしでしたか?帰省できなかったので、ちょっと豪華なおせちを楽しむというお話や、手作りしていたおせちをお休みして、今年は飲食店応援の意味を込め、ご近所のお店でお取り寄せしたという声も聞きました。縁起物のおせちを囲んで、健康や無病息災を祈ることに、今年は特に意味を感じられたかもしれません。

コロナ対策というわけではないですが、我が家のおせちは煮しめ以外、「ワンプレートおせち」での盛り付けです。3種の祝い肴(田作り、黒豆、数の子)の他にいくつか手作りし、市販品との組み合わせ。食べる分だけを出すのでいたみにくく、豪華なものがなくても黒の和盆に盛って葉物を添えると高級感が出るので、このスタイルがお気に入りです。汁気のあるものは小鉢に入れると味うつりしませんし立体感もでます。家で楽しむハレの日の食卓を、ちょっとの工夫で楽しんでいます。

また、1月のおもてなし時も同じで、おせちを数種取り入れてワンプレートに。折り鶴や水引の小物(100均でご祝儀袋を買って、水引だけ使っています)を添えると華やぎます。これからは、少人数のご親戚やご友人などの来客時にも衛生的でおすすめのスタイルです。

フードコーディネーター 青木幹根子

ハレの日の祝い膳1
ハレの日の祝い膳2
Healthy Letter from Tomiyo & Mineko Vol.201 January 2021
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